サイバーショット DSC−T20について


DSC-T20
タフな電池を採用したTシリーズ 

☆ジャンク度☆
液晶ビュワーバックライト不良?
フラッシュ不良?
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撮影可能



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上下にスライドする大型のレンズバリヤー。
ソニーのロゴが誇らしげである。


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バリオテッサーブランドの光学3倍ズームレンズ。

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どうも液晶ビュワーのバックライトに問題があるらしい。


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とてもスリムなボディ。


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再生ボタンの小ささは操作性に問題がある程だ。


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デザイン上のアクセントになっている鏡面。


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操作系は「MENU」系と「HOME」系に分かれる。


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従来のサイバーショットTシリーズと比べて大きめの電池を採用する。

 ソニーの屈折光学ズームレンズを搭載したスリムコンパクトデジカメのTシリーズである。登場は2007年、パッケージングデザインはサイバーショットT9辺りを踏襲しているが、液晶ビュワーの大型化の割を食って操作系はいよいよ追いやられている。電源ボタンが小さいのは本カメラのメインスイッチはレンズバリヤーのスライドであるから問題ないにしろ、再生モードのボタンがあまりにも小さすぎる。まるで引っ込んだ米粒である。液晶ビュワーも「クリアフォト液晶プラス」というソニーに技術を奢っているらしいのだが、これでは友人と画像鑑賞するにもちまちまとした指先の操作をしなければならない。当然、海外にも発売されたと思うのだが、不器用な白人は操作できるのであろうか?サイバーショットT3やサイバーショットT9で採用していたモード切替のスライドスイッチを配置してしまったのは理解に苦しむ。
 操作系は「MENU」ボタンの押下で階層メニューを表示し、「HOME」ボタンの 押下でも別のカテゴリーの階層メニューを表示する。「MENU」系の階層メニューでは撮影画像に直接影響のある画素数モードやフラッシュモードなどを設定し、「HOME」系の階層メニューではシーンモードや動画モードへの遷移や再生モードやカードのセットアップといったカメラの諸状態を設定するようになっている。但し、メニューのカテゴリーはしばしば入り組んでおり、例えばシーンモードの選択では「HOME」系メニューでシーンセレクションを選択した後、改めて「MENU」系メニューで実際に使いたいシーンモードを選択するようになっている。どうも操作系が精査されていないようだ。タッチパネルを搭載したサイバーショットT70はボタン類の小ささも含めた難解なインターフェイスの解決策となっている。
                    ☆             ☆
 操作系の難点は複数のコンテンツで指摘されている。しかし、画像のレタッチ機能や顔認識AF、美顔コントロールなど機能は満載でガジェットアイテム好きの方には喜ばれるのかもしれない。
 しかし、まあ、拙僧のような頭の固いユーザーにとっては、どうせ魚眼エフェクトなんて使わないからシンプルな操作系の単機能カメラの方が何かと都合がよいな。

   では、撮影結果(岡崎散歩編)を見て下さい。

(了:2011/04/14)

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