オリンパス C−740の撮影結果(セントレア散歩編)


 セントレアというのは中部国際空港の愛称だ。この地方ではセントレアが一種の観光スポットになっている。まあ、成田空港の敷地内に横浜レンガ街が構築されていると思っていただければよい。建屋は多分に鳥をイメージしたデザインになっており、鶴の首のように伸びたビームの先端は飛行機カメラマンの巣窟と化し、8月日差しが彼らの皮膚を焦がす。対して首の根元にはパパ・ママカメラマンが和やかにご子息・ご令嬢を撮影なさっている。こちらは屋根が張り出ているので熱中症になる前に日陰に逃げる事が可能だ。
 この建屋の鶴の首の部分はユーティリティスペースになっていて「ピア・ガーデン」などと言うややこしい名前がついている。拙僧夫婦などは「ビア・ガーデン」があるのだと思い込んで随分踵を減らした。
 実際、黄昏時に飛び立つ飛行機を眺めながらのビア・ガーデンと言うのは趣があると思うのだけれども、セントレアにも考えて欲しい。閑散としたユーティリティスペースよりずーっと金が落ちると思うな。


2隻のコルベットがワープ航行に入る瞬間。
これだけ近い間隔の2隻が同時にワープ航行に至るには高度な技術が必要とされ・・・。


国際線の待合室のインフォメーションセンター。
完全逆光なのだけれど、オリンパスのアイデンティティであるスポット測光で具合の良い調光を得る。


滑走路の見える展望台の手前には例の「レンガ街」が鎮座しており、スタバなどが庶民の喉を潤している。


何故かライトフライヤーの原型機のグライダーのレプリカが展示されている。


ここが鶴の首の根の部分。
ファミリーコーナーになっています。


タンカーと旅客機。詩的だなあ。








ほらほら、飛行機が飛ぶよ。


「よっしゃ、飛んだるぜえ。」


「ぐいーんと。」




確信は無いのだけれども、パパはスチルカメラ、ママはビデオカメラと住み分けが決まっているらしい。




EVFにタイムラグがある上にレリーズ後のレスポンスが遅いので動きものの撮影にはコツが要る。
駐機場に向かう旅客機ですら手こずるのだ。
このJALはTu−134だと思うんだけど違うかしら。


暑いので建屋に引っ込む。
とは言っても人が多くて座るところも無い。


名古屋と言えば「ういろう」。
鳥山明も言っていた。




姓はオロナイン、名はナンコウ。



鶴の頭に向かう。白いレンズやF2.8ズームのガテン系航空写真戦士が臨戦態勢でレンズを並べる。
ここにはエレベーター塔があって唯一の避暑地になっている。中には狭いフリースペースで待機中の戦闘員の方々が仮眠をとってらした。


「こんな濃い所に子供を置けないわ。」
スポット測光が効いています。


お、ニコン。


ここが鶴の首のピアガーデン。
ビアガーデンだとおもった、ややこしい。


酒は玄関口のローソンで売っていた。
燻製イカとビールがあればどこでもビアガーデンだ。

 名古屋散歩も見て下さい。

クラデジカメ系列メニューへ戻る
「意してプラカメ拾う者なし」へ戻る

inserted by FC2 system