GoGoミンスク編


istDL4

頼みもしないのに対艦ミサイルに跨るT同志。
このあとちゃんと怒られました。


 さて、今までの散歩は前章である。肝はミンスクを見に行く事なのであった。
 ミンスクとは、かつて栄光あるソビエト太平洋艦隊において睨みを利かせていたキエフ級系軽空母2番艦なのである。ところがソビエトは消えてなくなったし、アメリカとも対決する余裕もなしでいつの間にか中国に売り払われて、テーマパーク、ミンスクワールド「明思克航母世界」として身をやつしているのである。そのミンスクが深土川(シンセン)にあるというのだから熱もでる。シンセンは珠海から直線方向には近いのだけれども、間に湾を跨いでいるからバスで3時間ほどかかる。しかし、ミンスクである。噂ではMig−23もあるらしい。勿論、陸戦のMig−23はミンスクとは何のかかわりもないのだけれども、ソビエトが中国にはくれなかったので、なかなかお目にかける機会もないのである。実はミンスクはカタパルトも無く、搭載するのはやっとこVTOLを果たしたか弱いYak−38だけなのであるけど、そんな事はどうでも良い。なんか調べると中国に売り払われる前に韓国にも鉄くず扱いで売り払われてトホホな感じだけど、あの強かったソビエトを目の当たりにするのも悪くはないではないか。スタンダードミサイルのコピーとかRBU対潜水艦ロケットとか見たいし。

GoGoミンスク


シンセンに向かう長距離バスには添乗員がついた。
これは珍しい事ではないけど。



T同志は中国ブランドは口にしない。
国産牛乳の消費期限が半年もあると泣いていた。



シンセンに到着。
いざ、バスに乗ってミンスクワールドへ。



ミンスクワールドに到着。
遠くにアイランドが見える。


ミリタリーなイベントをやるよ〜、とポスターに書いてある。





チケットは1800円くらい。
水兵風のスタッフのユニフォームに注目。


初期型のJ−7(もしかしたら、フイッシュベットCかも)が展示されている。
勿論、ミンスクとは縁もゆかりもない。



艦首に「МИНСК」の文字が。感動だなあ。


古めかしいアンテナ群が「三丁目」っぽくて良し。


おおっ、Mig−23の姿が見えるぞう。


あちこちに売店が点在するが、内容はつまらん。


何故か魚雷に人だかりが。


Yak−38。本来、ミンスクにはこのような線の薄いVTOL機を搭載していたのだ。
F−14相手には勝負にならない。


Mig−23と戯れる拙僧。
この際、ダサい迷彩やシャークマスクには目をつぶろう。



アビオニクスの類はごそっと抜かれているようだ。


ロケット弾ポットと爆弾が展示されていたけれども、オリジナルかどうかはわからない。


この角度から見たアイランドが一番迫力があるな。


Mi−24ハインド。
対戦車ミサイル懸架レールはごそっと切り取られている。


覗くと、やっぱり中はすっからかんだった。


これはなんだろう?
なんの説明もなし。


艦尾から臨む。
A−5はどこにでもある。相当、生産されたのだろう。


消火ポンプ?





再びMig−23と戯れる。



対艦ミサイル「SS−N−12」。
大戦略でしか拝めなかったミサイルを撫でたり叩いたり出来るのは感無量だ。
しかし、中国がアメリカの識別コードを使用しているのは妙だなあ。


長いのがSA−N−4「ゲッコー」、短いのがSA−N−3「ゴブレット」。
何れも対空ミサイルだ。



RBU−6000対潜ロケット。


アイランドを仰ぐ。
ミンスクは空母の他に巡洋艦としての任務もあるから、各種ミサイルの誘導や航空管制のためにアンテナやレドームが多くて大変だなあ。




この辺の内装辺りはオリジナルっぽい気がするんだけどどうだろう?









ふと甲板を見下ろすと、水兵姿のスタッフが踊っていた。


この辺りの展示はちょっと嘘っぽいな。


F−14が発進するいい加減なミニシネマを見せられた。
国籍不明機の攻撃に対して迎撃機を発進させおっぱらうというような主旨だったがつまらん。
被弾するとシアタールームが振動するなど凝ってはいるが。


うにうに動くSA−N−3。ダミーだろう。



76mm砲弾。


艦長室も再現されている。嘘っぽいけど。



何故かKa−25(ヘリコプター)のエンジンユニットが転がっていた。


格納庫の奥にはMig−23BNがいらした。
もしかしたらMig−27かもしれないけれど、ガトリンク砲が無かったのと整流板が大きいのでMig−23BNとします。


攻撃機らしい兵装が並んでいる。

 では、食の祭典編を見て下さい。

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