☆ジャンク度☆
不具合なし
撮影可能
薄型ボディに光学7倍ズームレンズを搭載。
伝統あるμブランドは、既に生活防水を捨てている。
絶妙なカービングのボディがμを継承しているが、残念ながら生活防水でない。
大型液晶ビュワーは見易い。
アイコン化したメニューは視覚的にわかりやすい。
消音モードの存在になかなか気づかず。
バッテリーはニコンやフジフィルムも幅広く採用した。
本カメラはμデジタル1020の後裔機である。外観上で変わったのはボディが楔系になってより薄くなったのと、液晶ビュワーが更に大きくなった。ソフトウェア的には「おまかせ♪AUTO」が加わっている。これは、被写体に応じてシーンモードを自動的に選択するものである。要はペンタックスのグリーンモード(オートピクチャーモード)だろう。撮像素子は1000万画素級で光学7倍ズームレンズの搭載は踏襲している。
☆ ☆
顔認識AFや手ブレ補正機構など、標準的な機能は全て搭載している。ライカ判換算で37〜260mmの光学7倍ズームだが、ライバル達が28mm相当を実現しているのに比べると、スナップシューターとしては喰いつきが弱い。多分、お子さんの運動会や演劇を想定し、望遠を重視したのだろう。本カメラにはISO−Hiモードという積極的に感度を上げるモードがあるので、薄暗い体育館の演劇でも対応が可能だ。
総じて良くできているカメラなのだが、ここぞというパンチ力には欠けているようだ。それ自体は大した弱点ではないのだが、問題はxDピクチャーカードということになるだろう。これが解決するまで、もう少し時間が掛かる。