マクセル ゼロハリバートンデザイン ZD3について


ZD3
鈍く光る燻銀

☆ジャンク度☆
充電池お亡くなり
電池消耗激しすぎ(仕様か?)
何とか撮影可能


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 コンパクトで美しいカードサイズ。
 フロントパネルにはシリアルナンバーが刻印されている。

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 2倍ズームは素性は悪くない。

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 新世紀、まだまだ光学ファインダーは重要である。

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 センター付き十字キーは使いやすい。

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 記録媒体はSDカード。
 ガム状の専用バッテリーのモチに問題がある。

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 アウトフィット一式。

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 ゼロハリの印刷がなされた元箱。

 マクセルがかつてはデジカメを発売していた。勿論、自社が一から生産するような物ではないだとろうが、WS30やWS30SLIMなど個性的なおもちゃデジカメ(トイデジカメ)を発売していた。しかし、本カメラはそれらおもちゃデジカメとは一線を隔している。本カメラはマクセルがハリバートンとのコラボを成功し、コニカのKD−300Zを(ということは京セラのファインカムS3を)ベースにして外装をハリバートン風に装ったものである。
                ☆           ☆
 まあ。カメラ民族とすると、こういうコラボモデルというのはオリンパスのELLEにしろ、ライカのエルメスにしろ感心しない。しかし、本カメラの元になったKD−300Zはバッテリー周りの問題は抱えているものの、カメラとしての素性はよかった。なので一定以上の実用機としての運用性はあったのである。勿論、オリンパスのELLEに実用性が無いと言うわけではない。ただ、カバンとしてのゼロハリはその耐久性や信頼性が高いものなのだろうけど、同じ要求を本カメラに投影するのは少し無理がある。勿論、これを拾う方々も、一辺倒のゼロハリ信仰ではなく、一種のジョークアイテムとして楽しむのであろう。
 カメラとしての素性はコニカのKD−300Zと全く一緒なのでそちらのコンテンツをご覧頂きたい。
                ☆           ☆
 本カメラの登場時、デジカメのデザインは一部のデジカメを除くと野暮ったいものが多かった。エプソンのCP−80Zのようなデジカメがまかり通っていたのである。だとすると、スーツはアルマーニ、愛車はジャガーな方々が手に取るデジカメはハリバートンになるのだろう。こういうのに中身は京セラですよなどと言うのは野暮である。
 勿論、拾ったのはカメラ屋なのでバッテリー不良で安値で買い、ネットオークションではそういうのが好きな方に高値で売れたのである。まあ、そういうプロパティのカメラだな。

 では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2010/2/11)

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