マクセル WS30SLIMの撮影結果(三河花散策編)


WS30SLIM

侮りがたし35万画素級デジカメ。
まあ、毎回上手くいくわけではないですが。


 本カメラの最も大きい魅力は20cmまでクローズアップ撮影できるマクロモードの搭載だ。
 勿論、液晶ビュワーなんて無いから正確なフレーミングなんて不可能だけれども、ストラップの長さが最短撮影距離というコンパクトカメラによる接写撮影の鉄板の伝統を受け継いでいるから、初めから光学ファインダーなんてあてにしないでレンズの光軸の延長上に被写体が向かうようにカメラを構えた方がいいかもしれない。拙僧はそうやって撮影した。
 興味深いのはやっぱりおもちゃデジカメには変わりないと言うことなのだ。本カメラにしろLV−20にしろ、それなりに見れる画像ではあるものの同じ35万画素級デジカメでもリコーDC−3で撮影した画像に比べると見劣りする。まあ、お金の係り具合が全く違うので致し方ないな。
 丁度、春のシーズンだったので近所の様々な草花を中心とした撮影画像を本ページでは紹介させていただきたい。


若干、エッジが誇張されているけど、クラスレベルでは良好の類である。
マルチコードガラスレンズとは言え、やっぱり収差がグルグル回ってしまう。
これもクラスレベルからすれば良好の類だと思う。


収差の目立たない背景を選ぶのも写真趣味の実感を味わうのにはいいかもしれないな。
この辺りで妥協できず、LV−20はマクロモードを非搭載にしたのかも。


それなりに良好な露出を弾いていると思う。
当日は曇り気味だったけど、晴天下だと白い花は飛んでしまうかもしれない。


コンテンツ掲示用に小さく縮小しているので粗が目立つけど、この枯れた実などはもう少し大きいサイズで圧縮すると色再現の誇張は抑えられているのが解る。
グルグルはご覧の通りですが。



湾曲は目立たないな。


気合のスロー撮影。


フラッシュ撮影。いいんじゃないかと思います。


このカットはメインの被写体のカタツムリに露出があって、花は白飛びしている。
これはこれでいいんじゃないかと思います。



こうやって並べてみると、本カメラのマクロ撮影の得意不得意が解ってくるな。


本当に湾曲が無いなあ。素晴らしい。


やっぱり白い被写体ってのは難しいものである。


空をバックにして桜の葉がアンダーにならないのは見事である。
本カメラでは露出補正なんて出来ないからな。

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