カシオ QV−2400UXの撮影結果


 こうやって画像を並べてみると「カシオのデジカメは画質が悪い」と決め付けるのも、満更、メカライターさんがカシオのポケコンで散々難解な関数演算をさせられた辛みのあてつけだけだとは思えない節もある。特にオートホワイトバランスが不安定で、同じ被写体も立ち位置で色が違う風に見えてしまう場合が確実にある。この点はカラーチャートの出具合で飯を食べている以上、「そのくらい別にいいじゃん」では済まされないだろうな。しかし、100難を隠すのがレンズ前1cmのクローズアップ撮影だ。
 拙僧の稚画像で本カメラの撮影の楽しさをお伝えできれば幸いである。


日陰で蛾をクローズアップ撮影する。
ちょっと色調がオカシイなあ。





しかし、百難隠すのが1cmのマクロ撮影である。


自分撮り撮影も試みてみる。これが住民税x000円の頭だ(;;。


建物を撮ってみる。広角の歪みはクラス並みだけれども、もう少し立体感のある画像を再現してほしいものだな。


追い抜かれた女子中学生の部分をカットした。
この画像ではよく解らないけど、ハンドルを絞って背負ったスポーツバックをリアキャリアに載せてシシーバーに見立てているのだ(多分)。
こういう稀な被写体に遭遇した時は動作の緩慢さを恨む。若しくは8倍ズームのQV−2900UXなら満足な撮影が出来ただろうか?



かの女子中学生も女子高生になったら、このようにビルドアップされるのであろうか。
このコムスターホイールに注目。じゃなくて、逆光時にフレアがかってしまうのに注目。


この位遠い被写体を撮影する時にはフォーカスを無限遠モードに設定したほうが良かった。




スナップ撮影の場合にもMFで焦点を固定した方がいいだろうな。



おたっしゃ倶楽部。って、今もあるのだろうか?
本カメラの弱点がここにある。それは高照度に弱いと言うことだ。
そもそも、ラチュードが豊かなほうではないのだけれども、オーバーには特に弱いようで、まるでシャッター最速の低いカメラでポジフィルムで撮影したようだ。


したがって、被写体の明暗が離れているのも苦手。
それでも、逆光撮影は健闘していると思うのだけれど。




本カメラの具骨頂であるクローズアップ撮影画像を少し大きくしてみました。
この画像でピント来てくだされば本望であります。



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