メーカー不明 Pcameについて


Pcame
フラットなボディ。これで130万画素級だったら今でも使い勝手はあるかも。

☆ジャンク度☆
特に無し
撮影可能


Pcame
 レンズはビーズ並み。
 なにせ10万画素級だから、光学的にどうこうといったカメラではないだろう。

Pcame Pcame
 レンズ左下のモールドは、一応グリップになっている。

Pcame Pcame
 レリーズボタンとセレクトボタン、それに光学ファインダーと液晶パネルが数少ないインターフェイス。

Pcame
 単四電池2本を使用。
 電池が無いとメモリーも消えてしまう。
 スティクショットと同じだとアルカリ電池は1週間程度しか持たない計算になる。

 本カメラを見つけたのは拙僧のコンテンツで何度か登場する食わせ物のリサイクルショップだ。ここん家は全般的に高いのだけれども、稀に激安物件がジャンクコーナーで転がっている油断のならない店なのだ。拙僧もエルモのエディターやそのまま動くWin98SEの乗ったノートパソコンを980円で拾ったり、そこそこ美味いものをGetした事がある。本カメラはボディのみでビニール袋に包まれて壁に貼りついていた。どう見ても内蔵メモリ機だし、ソフトもケーブルも付いていなかったから初めはスルーした。ところが180円というプライスタグに心が動いた。それにこのカメラ。メーカー名もわからないけれどもタカラのスティックショットにうりふたつなのである。どうせソフトもケーブルもスティックショットが使えるのではと思いGet。勿論、スティックショットの撮影画像からして真面目に撮影するつもりは無いのだが180円分なら遊べると思ったのである。
                 ☆              ☆
 案の定、付属ソフトもケーブルも問題無く対応した。恐らく、タカラが台湾か香港辺りのバイヤーから自社ブランドで出したのがスティックショットということなのであろう。初期のデジカメには良くある話だ。10万画素の受光素子のパワーは流石の拙僧も使いきれない。それにビーズダマのようなレンズはかなりやる気の無い代物で、できあがった画像は不可思議な物である。もっとも、ロモグラフィのようにヘッポコレンズで撮影した不可思議な画像というのも評価に値するだろうし、以外とストイックの撮影スタイルで化けるかもしれないな。難点は撮影画像が20枚しか撮影できないことだ。不思議な事に本カメラはビットマップ形式での記録しか対応していないのである。これがJPEGで圧縮してくれたら、2秒という言う実用から離れた動画撮影モードもそれなりに使い勝手があったと思いのは残念だな。
                 ☆              ☆
 本カメラは。徹底的におもちゃデジカメを目指した物で、本気撮影には向かない。そもそも、極端に眠い階調表現とレンズと10万画素の受光素子のパワー不足ですっとこどっこいな画像を残すことを合えて隠していない度量に軍配を上げても良いと思う。
 クッキリシャープな高画素数デジカメに飽きたらいじってみるのも一興ではないか。

   では、撮影結果を見て下さい。

(了:2007/06/29)

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