ペンタックス オプティオE80について


OptioE80
前作に比べて、少々有機的なルックスになったエントリー機

☆ジャンク度☆
不具合無し
撮影可能


OptioE80 OptioE80
 無国籍のルックスに見えるので、ペンタックス製をアピールしなければ。

OptioE80 OptioE80
 レンズはライカ判換算で31.5〜94.5F2.9〜5.2の光学3倍ズームレンズを搭載。

OptioE80 OptioE80
 ややもっさりしたルックスだが、単三電池使用だと思えばスリムだろう。

OptioE80 OptioE80
 操作系はオーソドックス。

OptioE80 OptioE80
 大きく美しい大型液晶ビュワー。
 デカボタンで分かり易いヘルプガイダンスを表示する。

OptioE80
 記録媒体はSDカード、単三電池2本使用で使いやすい。


 本カメラはオプティオE70の後裔機である。外観上の違いとしては、実直で落ち着いたルックスから、流線を意識した有機的な物に変化している。撮像素子は1000万画素級と保留で、レンズがライカ判換算で31.5〜94.5mmF2.9〜5.2とやや広角ぶりになった。液晶ビュワーが僅かに大型化し、ボタン類や液晶ビュワーに表示するアイコンが大振りで視認性が上がっている。無論、手振れ補正機構や顔認識も搭載する。
 安くまじめなカメラを作る。これはペンタクスらしい好感の持てる姿勢だが、残念ながら商品的な魅力に結びついていない。以降のペンタックスはブランドを大切にし、安易なコスト競争を避ける方向に(緩やかに)舵を切っていると思える。
               ☆          ☆
 既にリコーの傘下に入って久しいペンタックスブランドのコンシューマーカメラだが、リコーもペンタックスブランドを大切にしているようだ。市場も好意的でHOYA時代に比べて明るいものとなっている。リコーとしても、今後はレンズ交換機はペンタックス、コンパクトデジカメはリコーというブランド戦略で挑むそうだ。
 現在ではオリンパスが怪しいらしいのだが、何とか国産光学機器メーカーに頑張ってもらいたいものだ。三星のデジカメ何て新宿の量販店の店頭で見たくない物である。

 では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2012/6/27)

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