☆ジャンク度☆
液晶ビュワーにシミ有
撮影可能
スライド式レンズバリアで電源を起動する。
薄さ20.1mmのボディだが、操作系は遜色ない。
液晶ビュワーにシミがあるのが惜しい。
フジフィルムが屈曲光学系スリムボディのジャンルに参戦したのは割と遅くて2005年のファインピクスZ1が初である。当初は電源スイッチを兼ねたスライドレンズカバーの摩擦力がイマイチで中々動かせなかったり、力を入れると液晶ビュワーが割れたりと完成度がイマイチだったが、現在には高い完成度に達している。
本カメラの登場は2010年の3月である。売りは動画機能への切り替えと、容易な動画サイトへのアップロード機能であるらしい。らしいというのは、拙僧には全く存在しないニーズなので使っていないのだ。しかし、本カメラの基本性能は中々である。特に「顔キレイナビ」を代表とする顔の検出と補正機能はかなりあてになる。これはAFの高いレスポンスも相まって歩きながらのスナップも可能としている。
☆ ☆
色ノリが薄い気がするが、あのデジカメ独得の嘘っぽいビビットな発色はトレンドではないのだろう。
とにかくレスポンスがよく、電子式手ブレ機構も幸いしてか歩きながらすれ違う娘さんの撮影も可能だ。近代のゲリラ戦にも対応できる。