ファインピクス ファインピクスJZ300について


FinepixJZ300

福を呼ぶのか招き猫仕様。
このボディサイズで光学10倍ズームなんだから、驚くななあ。

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


FinepixJZ300 FinepixJZ300
 このボディサイズでライカ判換算28mmから始まる光学10倍ズームレンズを搭載とは大したものだ。


FinepixJZ300 FinepixJZ300
 何だか赤外線でデータを飛ばせるらしい。


FinepixJZ300 FinepixJZ300
 1200万画素級である。凄いなあ。


FinepixJZ300 FinepixJZ300
 ナチュラの流れをくむ、ノーフラッシュのナチュラルフォトモード搭載。


FinepixJZ300 FinepixJZ300
 モダンなカメラなのだが、晴天下での見え具合はイマイチだ。
 もっとも、本カメラの特定の弱点ではないが。



 本カメラをいつ手に入れたのかよく覚えていないのだが、多分、去年(2012年)の浜松へのツーリングの帰りに豊川のキタムラ諏訪店で拾ったものだと思う。ここん家は何でもジャンクは500円だから本カメラも500円であろう。撮像素子は1200万画素級、レンズは驚きのライカ判換算で28〜280mm相当の光学10倍ズームレンズを搭載する。これが常識的な標準ズームレンズを搭載するコンパクトデジカメと大して変わらない大きさなのだから、凄いなあ。
 登場は2010年4月である。この頃になると、コンパクトデジカメの新製品なんていうのは、ネット上でも大したニュースではないから、公的なコンテンツ以外の情報は限定されてしまうな。勿論、拙僧が自分で使った感想を率直に伝えられれば何の問題も無いのだが。正直に言うとねえ、これと言った話題は無いですよ。そりゃあ、光学10倍ズームレンズは便利である。レンズの明るさだったF3.5〜F5.6と健闘している。それに最速ISO3200まで対応しているから、最早無敵だな。モダンなカメラだから、十分な走行間射撃能力を発揮する。つまり、ゆっくり歩きながら向こうから歩いてくる娘さんの顔を撮影する事も可能だ。
                   ☆               ☆
 本カメラはフジフィルム自慢のEXR撮像素子を搭載していないし、廉価モデルという位置づけなのだろう。実際に実勢価格は2万円台後半だったそうだ。本カメラのような万能コンパクトカメラが2.8万円くらいで手に入るのだから、カメラの進歩スピードは恐ろしい物だ。そういえば、キタムラの店頭では5000円も出せば標準域のズームレンズを搭載した1400万画素級のコンパクトデジカメが入手可能なのだ。多分、こんな国は日本くらいじゃないかなあ。
 コンパクトデジカメのコスト戦争もひと段落ついたようで、最近では一眼レフデジカメに匹敵する撮像素子を搭載したコンパクトデジカメが一流行しているようだ。もっとも、発売しているというのをメディアで知っているというだけで、本当に購買層の心に響いているのかはよくわからない。
 最近のフジフィルムの方向性としては、小型のコンパクトデジカメでもプレミアムな雰囲気を持たすことで差別化しているようだ。あんまり、価格面ばかり押しに出されても、返って貧相な気分になって購買欲が湧かない物である。フジフィルムのデジカメが売れれば、それだけフィルム供給も安定するという事だろうから、頑張ってほしい物である。

 では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2013/3/24)

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