フジフィルム ファインピクス4500の撮影結果


 この世代のフジのデジカメらしいナチュラルで豊かな諧調の画像である。人によってはエッジがシャープでないので物足りないと思うかもしれない。フジもその辺りは気にしたのか、後裔機では「クロームモード」とかコントラストが高いモードを用意した。ファインピクス1700Zは比較的、エッジがシャープでコントラストが高いのだけれども、フジの自慢のハニカムCCDが諧調が豊かだと言うことなのかもしれないな。そういえば、ハニカムCCD非搭載のファインピクス30iはコントラストが高かった。
 スーパーフジノンを名乗るだけあって逆光にも強い。絞りがF2.8とF9.8の2段階の切り替えで、F9.8ってのは何かえらく中途半端だけど良好な描写である。高解像かといえばそんなことはないけど、こういうナローな諧調は拙僧は好きなのだ。少々、湾曲があるけど目くじらを立てるほどではないだろう。但し、F2.8で撮影したと思われる画像は明らかに周辺が流れていた。
 本カメラは接写でもフラッシュ調光は良好なのでフラッシュを使ってくれと言うことなのだろう。


マクロモードでフラッシュ撮影。なかなか良好な調光だと思う。


これは通常光のマクロ撮影。




こういった被写体はフジのお得意分野ですな。
高コントラストばかりが良いとは限らないと拙僧は思うので有ります。



これもマクロ撮影。桜の画像はF2.8で撮影されたと思われるんですが、周辺が少し流れております。
ちなみに、本カメラはレリーズ時に露出値を表示するのです。偉い!!
問題は人間のほうがヘボなので撮影記録などは残していないのだ。
Jpegフォーマットの中には記録されているのかなあ。



ちょっと歪んでますが、愛嬌の部類でしょう。



ストリームのケツ。フォトジェネシックですなあ。
しかし、タイヤは兎も角、工具も雨ざらしってのは如何な物かと思うのですが。



高照度の白い被写体にイマイチ弱い気がしますが・・・。



この程度の逆光にはめげない。流石、フジノン。

クラデジカメ系列メニューへ戻る 「意してプラカメ拾う者なし」へ戻る

inserted by FC2 system