カシオ エクシリム EX−Z450について


EX_Z450
エクシリムのEX−Z系モデルは既に完成の域に達している。

☆ジャンク度☆
不具合なし
撮影可能



EX_Z450 EX_Z450
ライカ判換算で28mmから始まるズームレンズに1200万画素級撮像素子の組み合わせ。
既に無敵である。

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操作系も成熟しており、特にいうことは無い。

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カシオと言えばベストショットである。


EX_Z450
バッテリーは信頼性の高いタフなNP−40。

 という訳でエクシリムEX−Z450である。曲がりなりにもカメラと撮影写真(画像)を語る者としては申し訳ないのだけど、この世代のエクシリムとなると、言うことは無いですよ。登場は2009年の秋。ライカ判換算で28〜112mmF2.6〜5.8の光学4倍ズームレンズに1200万画素級撮像素子を組み合わせる。望遠側がちょっと暗いけど、本カメラは最大ISO3200まで対応しているのだ。流石にノイズは増えるようなのだが、ISO800くらいなら大して気にならないんじゃないですか。CCDシフト式手振れ補正機構を搭載し、顔認識AFの他に「さがしてフォーカス」(インテリジェントAF)機能を搭載するのだ。これは被写体をカメラが認識して、構図に含まれるメインの被写体をカメラが自動で判断し、そこにピントと露出を合わせるものなのだそうだ。正直言ってルミックスやキヤノンのマルチエリアAFを何が違うのか分からんぜよ。フレーミングもそこそこに、スナップ撮影してもそれなりに被写体にフォーカスが合っているので、効果はあるのだろう。光線状態が安定していれば1200万画素級なりの、そこそこ綺麗な画像を撮影する。しかし、被写体が影になったり、光線状態が理想的でない場合には極端に画像が不安定になるな。これはソフトウェアの問題と言うよりも、レンズのパワー不足だと個人的には思う。やろうと思えば、MFとか露出の制御とか出来ないことも無いのだが、基本的にはベストショットで「そこそこ綺麗な画像」を撮るカメラだ。エクシリムってそういうカメラである。
                    ☆             ☆
 本カメラやモダンなエクシリムの特徴として「ダイナミックフォト」機能がある。これは数秒の静止画像を撮影し、画像を切り抜いて他の静止画像とオーバーラップして動画を作る機能なのだが、そんな機能使わないっすよ。
 あんまり考えなくて程ほどの画像を得るにはイイカメラなんじゃないだろうか。そこそこの画像と言うのがどのレベルなのかは撮影結果を見ていただきたい。
 個人的には本カメラのような熱量の少ないカメラは携帯電話かiPadの様なインテリジェンス端末にとって代わるんじゃないかなア。

   では、撮影結果その1(明神祭り編)を見て頂きたい。

(了:2013/6/11)

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