☆ジャンク度☆
不具合なし
撮影可能
今時、38mmから始まるズームレンズは凡庸と言わざるを得ない。
ズームレンズを搭載したスリムボディを売りにしたEX−Zシリーズも、今や肥大して普通になった。
液晶ビュワーは解像度が低いのか、ピントが合っているのかどうかよくわからない。
アイコンを右端に並べるのがエクシリム流。
ボディ上部からみても普通である。
電源ボタンは小さいがエクシリムにはショートカットキーがある。
カシオ伝統の撮影/再生ショートカットキーと自慢のベストショット。これはこれで悪い物ではない。
本カメラはコンパクトデジカメとしては初の1000万画素級撮像素子を搭載したEX−Z1000のの後裔機であり、EX−Z1080の前世代のカメラである。EX−Z1000との細かい仕様の違いを述べると、撮像素子は1.8型から1.75型と微妙に大きくなった。一方、液晶ビュワーは2.8型から2.6型と小さくなっている。ズームレンズの焦点距離はライカ判換算で38〜114mmと変わらないが、F値はF2.8〜5.1とEX−Z1000のF2.8〜5.4と望遠側が若干明るくなっている。マクロ撮影時の最短撮影距離は6cmから10cmと大きく後退している。全体としての使い勝手は殆ど変わらないが、マクロが4cmも遠くなったのは大きなマイナスであろう。
何とも積極的なモデルチェンジの動機が見つからない。どちらかとう言うと使い勝手は悪くなっている。もしかしたら、単純に安いパーツの確保が出来たからチューニングしたように思えるな。
勿論、ちゃんとした画像を撮影できる。