ニコン クールピクス775の撮影結果


 クールピクスシリーズは兎角コンティニュアンスAFに不満が合った。ホウボウのコンテンツに書き散らしいるが、せっかくコンティニュアンスAFが合焦しているのに、レリーズボタンを押下するとフォーカシングをしなおして、挙句にフォーカスを外すのだ。これは初期の傑作機のクールピクス950も比較的高年式のクールピクス7600でも同様な次第だったので、クールピクスシリーズは似たようなものだと思っていた。しかし、本カメラの合焦率は良好でストレスを感じない。特に難しいマクロ撮影でも、よっぽどコントラストがあいまいな被写体でなければ外すことはない。
 もしかしたら「アタリか?」と思わせるものがあるが、近いうちに処分するつもりである。正直惜しいが、家庭内紅衛兵の大号令で大粛清の最中であるので仕方ない。ニコンブランドで良い値がつくのを祈るばかりである。

P.S.
5月中旬にドナドナされました。




こんな暗所でさくさくAFが合うコンパクトデジカメは初めてだ。
アタリだったのかなあ。処分したのは惜しかったかなあ。



フラッシュ調光もこの通り。ご立派。



左の画像が広角側。
少し歪みが確認できますが、当時のクラスレベルのものとしては優秀の部類だと思います。


田宮とサンワプロポののぼり。憧れましたねえ。




晴天下でも日陰でも良く合うマクロモード。
いやはや、ご立派。


パジェロミニのスヌーピーエディション。確かミラにもキティーエディションが出ていた。
この辺の方達は「エンブレム金メッキ三河限定仕様」とか、限定ものが好きみたい。
NSXのオーナーは本物のお金持ちみたい。足車にレクサスじゃなくてウィンダムなのは少し評価するわあ。







起動、撮影のレスポンスも年式の割には良好。
インターフェイス周りも良く考えられていて、これでIXYデジタルに負けたのは悔しいなあ(--。


このハンドルの下がり具合。良いっすよねえ。


何故か湘南ナンバーのワコーズ。
ちょっと、カッコいいなと思ったりして。





そもそも、本カメラの受光素子のラチュードは広くない。
多分、同じ受光素子を使用した他のメーカーのデジカメはもっと明確に確認できると思う。
それでも、本カメラで撮影した画像は照度の差が有ったり逆光や透過光でも簡単に土俵を割らない。
これは、ズームニッコールやニコンのF5のテクノロジーを導入したと言われる測光の処理が優秀なのだと思われる。
白鵬の土俵際の粘り腰のようだな。


本カメラの数少ない欠点は光学ファインダーが殆どあてにならに事だ。
光学ファインダーでは左の画像のようにフレーミングしたのだけれども、実際に撮影された画像は右のようだった。
被写体との撮影距離がいくら近いとは言え、このパララクスの差は如何な物かと思うな。









黄昏物の板金工場。フォトジェネシックだわあ。
特に、このワーキンブグーツがほったらかしてある辺りはぐっとくるわね。




晴天下だとラチュードの狭さは隠し切れない。
しかし、メインの被写体がつぶれないよう絶妙な露出値を弾き出している。
この赤の自然体の発色は見事。同じ世代で、すっとこどっこいな画像を描くデジカメはいくつもある。
このクレバーな処理ユニットはもっと評価されても良かったと思うのだけれども・・・。



クールピクスシリーズは旧世紀から白飛びに弱いとされてきた。
また、そもそもデジカメにとって白い被写体というのは苦手であった。
しかし、本カメラに関して言えば露出補正やホワイトバランスの設定などは必要なく、満足な画像を描く。





え〜、花の写真が続きます。












動画も結構面白くて遊べますよん。
しかし、蹴鞠選手に負けてしまったのは悲しいなあ。
陸ヤドカリ

クラデジカメ系列メニューへ戻る 「意してプラカメ拾う者なし」へ戻る

inserted by FC2 system