パナソニック ルミックス DMC−LC20について


DMC-LC20

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能


DMC-LC20
 泣く子も黙るライカレンズ。
 ライカ判換算で35〜105mmの3倍ズームレンズを搭載。


DMC-LC20 DMC-LC20
 撮影モードは4モード+動画とシンプルかつ充分。


DMC-LC20 DMC-LC20
 オーソドックスなボディ背面。


DMC-LC20
 記録媒体はSDカードを使用。


DMC-LC20
 電源は単三型電池が嬉しい。





本カメラは、200万画素級のちょっとクラカメ風のカッコいい外観に小柄で軽いボディ。そして泣く子も黙るバリオエルマリットを搭載するから、登場当時はサブカメラとして多くのカメラ民族の心をつかんだはずだ。光学ファインダーもレンズの真上にオフセットされていて、パララクスの影響を最小限にとどめているのが通好みである。
電源は単三型電池2本が嬉しい。記録媒体はSDカードだ。
実際に撮影に使ってみると、確かに軽くて携帯性は良いのだけど作りがちゃちなのが気になる。起動時間の遅さは気にならないのだけれど、フォーカシングの遅さとレリーズタイムラグが多少気になる。まあ、この点は単三型電池2本を使用するサブカメラとしては我慢出来ないレベルではない。ただ、ちょくちょくフォーカシングを外すのが玉に傷。 レンズはライカ判換算で35〜105mmF2.8〜F4.6の3倍ズーム。マクロモードで最短撮影は15cmと標準だけれども十分だろう。ISO感度は100〜400まで選択できるけどちょっとノイズが目立つので高感度での撮影は限定的になるだろうな。
ホールディング性は良好で、小柄ながらもインターフェイス周りはそれなりの大きさを確保しており、使いやすい。ただタッチングはいまいちでこのてんは安っぽさを感じてしまうな。
                   ☆               ☆
本カメラは直線を基調としたちょっとカッコいいコンポーネンツと単三型電池使用が取り回しの良いカメラである。非球面レンズを2枚使っているらしいが特に画質が良いという程ではない。バリオエルマリットの名に恥じるかどうかは分からないけれども、このクラスのカメラとしては十分であろう。 バランスよくできたカメラなんだけれど力強い押しが無いから印象に残りづらいのは否めないな。

 では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2008/8/16)

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