リコー キャプリオRR530について


CaplioRR530
ツートンカラーが決まっている、まとまったスタイリングではある。

☆ジャンク度☆
不具合なし
撮影可能


CaplioRR530 CaplioRR530
 ライカ判換算で32〜96mmF2.8〜4.8の光学3倍ズームレンズ搭載。

CaplioRR530 CaplioRR530
 「オートモード」「プログラムモード」の他に4つのシーンモードを搭載するシンプルな設計。


CaplioRR530 CaplioRR530
 操作系はオーソドックス。


CaplioRR530
 液晶ビュワーが小ぶりなのは大した問題ではない。

CaplioRR530
 嬉しい方には嬉しい、単三型電池2本使用。

 本カメラの素性は良くわからない。言語モードに日本語を含んでいないから海外向けのモデルなのだろ。拙僧がサーチしたところではイタリア語のコンテンツが引っかかった。それによると撮像素子は500万画素級、ライカ判換算で32〜96mmF2.8〜4.8の光学3倍ズームレンズを組み合わせる。至って平凡なカメラである。電源は単三型電池2本を使用、記憶媒体はSDカードである。最短撮影距離は6cmでマクロモードは存在しない。マクロの強さを自信にするリコーも海外向けモデルでは手を抜いたものである。ツートンカラーのボディはシェイプと面取りを組み合わせて、なかなかバランスの良いスタイリングである。だが、どうみても廉価機だろうな。拾ったのは三河のキタムラだが、南米系の移民が多いから、誰か下取りしたんだろう。
 使ってみるとレスポンスの遅さが気になる。これも本国では高レスポンスを売りにしているのに、海外では日本のようにセコセコ撮影しないのだろう。ただ、もっさりしているのは起動とAFで、レリーズ後のデュレイは少ないようである。レリーズボタンを押下し、カメラを動かしたら流れた画像が写っていたということはまずなかった。
 肝心の画像は鮮やかさもイマイチだし、ダイナミクスレンジも不足気味である。もっとも、リコーにありがちなAEの大外れは無いので低く安定している。価格の相応なのかもしれないな。

   では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2012/6/27)

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