オリンパス C−1000Lの撮影結果


 さて、オリンパスの公式コンテンツによれば、本カメラの登載するレンズは「超高解像光学3倍ズームレンズ 」らしい。実際に撮影した画像を見ても、確かにレンズのパワーによる高解像度は実感できる。しかし、「2分の1インチ85万画素原色プログレッシブCCD」の方はなかなか気難しい受光素子である。端的に言うとラチュードが狭く、特に高照度に弱い為、簡単に被写体が白く飛んでしまう。後年のおもちゃデジカメ並みとは言わないまでも、ポジフィルムによる撮影より神経を使うことになる。しかし、露出に注意すれば「これぞ」と思わせる画像を提供してくれるのでありがたい。
 毎度の大げさな表現をすると、ライトウェイトスポーツカーを操舵している感覚で撮影すると気分がいいと思う。がっしりとした大柄なボディはスポーツという入力多過に耐えそうな安定感がある。ただ、そうなると露出情報が一切表示されないのは残念だな。例え露出制御がマニアルで行えなくても、折角のスポット測光機能が有る訳だし、魅力大幅減だなあ。



クローズアップ撮影する。
高解像度が売りのレンズの真ん中の美味しいところを使っているだけあって、描写力や背景のボケはなかなかいい具合だな。



黄昏を手持ち撮影。



スヌーピー=パジェロミニは2.5mのワンタッチフォーカスを使用。
コペンは、ボンネットの中央部では合唱せず、ボンネットパネルのサイドウォールでAFロックをした。
ワンタッチフォーカス、使えるかもしれませぬ。



初めの交差点の画像は2.5mのワンタッチフォーカスを使用。
女子高生が渡ってる画像は通常のAFを使用した。
被写体が中央にあるとは限らないスナップショットでは、ワンタッチフォーカス、使い物になるかもしれませんな。



引き続きクローズアップ撮影。
百合の花はフラッシュ日中シンクロで撮影しました。
良い調光だと思います。



逆光・透過光での撮影。
ゴーストやフレアも発生せずレンズのパワーを感じますな。
調光も良いと思います。


往年の最強コンビ。
アパートの宿主は相当な好きものだろう。

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