中古カメラを手に入れる方法としては、中古カメラ屋や普通のカメラ屋の中古コーナー、リサイクルショップ、フリーマーケットや骨董品市、ネットオークション、人から貰うが思い浮かぶが、かつては質屋で手に入れるのもトラッドな選択肢だったらしい。らしいというのは、流石に拙僧は質屋の世代ではない。埼玉の寒村でも質屋は存在したが、小汚いベス単が１万円とか、割に合う価格帯ではなかった。ところが、数年前の帰省の折にショウウィンドウを冷やかしたら、１２メガピクセルのクールピクスが２０００円で転がっていたのである。プライスタグの４０００円が修正されて半値になっていたのだ。これは最近の話ではない。そのカメラがいつ発売されたのか等ということはどうでも良かった。ニコンの１２メガピクセルが２０００円なのである。冷静な顔をして店員に出させ、簡単な操作チェックをして小額紙幣２枚を質屋に押し付けて持ち帰った。そのカメラが本カメラ「クールピクスＰ５１００」である。家に帰ってネットで調べてみると発売して１年ほどしか経過していなかった。そんなカメラが２０００円で売っていたのだから、質草として入れた方が気の毒になる。
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そんな素晴らしい高性能のカメラなのだが、拙僧が実際に使うのはＦＤマウントの
シグマ２１〜３５ｍｍＦ３．５〜４．２ にキヤノンＡＬ−１の組み合わせだったりして全く使わないのだ。これがニコンのデジカメでなければ、さっさと２〜３回ほど使って処分してしまうのだが、拙僧は底辺ながらもニコン者なので処分に抵抗があるのだ。そうはいってもデジカメは生ものだから年月を重ねるごとに価値が下落してしまう。なので、過日、思い切ってキタムラに売ってしまった。勿論、キタムラの買い取りだから大した値は付かない。２０００円の提示価格に対して５００円の色をつけさせて２５００円で処分となった。ちょっと惜しい気もするが、拾った価格よりは上回っているのだから良しとしよう。惜しむらくは、外観の撮影を全くしないうちに処分してしまったのである。うっかりにも程があるな。
迅速なレスポンスや正確な顔認識ＡＦを証明できる画像は撮影できたと思う。向こうから歩いてくる娘さんをすれ違いざまに撮影できるカメラである。
では、
撮影結果（安城七夕編） を見て頂きたい。
（了：２０１２／１０／５）